鹿児島のフォトスタジオが結婚式用チャペル開設-8万8000円から

「La’ Marie(ラ・マリエ)」の内観。インテリアなど細部にもこだわったという

「La’ Marie(ラ・マリエ)」の内観。インテリアなど細部にもこだわったという

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 鹿児島と宮崎でフォトスタジオを経営する「スタジオメディア」(鹿児島市照国町)が結婚式用チャペル「La’ Marie(ラ・マリエ)」(与次郎)を開設し、7月6日から運営を始めた。同社ブライダル部門「メディアブライダル」(与次郎、TEL 099-298-1140)が運営する。

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 「将来的に結婚式場を作りたい」という思いを持っていた中島一彦社長が、旧知の仲で市内の大手ホテルに約25年勤めていた大崎正文さんをブライダル部門の責任者に迎えた。大崎さんもホテル勤務の中で、少人数で式ができる場所を作りたいと考えており、中島さんと思いが一致した。

 鹿児島では年間8000組の夫婦が誕生しているが、半数の約4000組しか結婚式を挙げていない。同社では年間約70組のフォトウエディングを行っているが、「『式場で結婚式を挙げたい』というお客さまの声も多かった」という。

 「中途半端なものを作りたくなかった」と大崎さん。結婚式は教会式にこだわり、プロテスタントの牧師を呼ぶなど本格的な教会式ウエディングを演出する。インテリアや小物などにもこだわり、ウエディングドレスも最新のデザインのもの50着用意しているという。

 「教会式の結婚式は低価格でできないイメージがある。お手頃の値段で思い出に残るものを提供したかった」(大崎さん)と、料金はリーズナブルに設定。最安値のスマイルプランは8万8,000円(チャペル挙式、写真1ポーズ、ウエディングドレス・タキシード着付け、小物セット、ブーケ、ブートニア)からゴージャスプラン(24万9,000円)まで全6プランを用意。今後は仕事帰りの結婚式や急な日程変更など幅広いニーズに対応していくという。

 「あくまでフォトウエディングの延長。他の結婚式場がカバーできない部分を担いたい」と大崎さん。既存市場とのすみ分けを狙う。「結婚式は人生の大きな節目で、それに携わることは喜ばしいこと。一組でも多くの夫婦に結婚式を挙げてもらい、式を挙げた2人の良き思い出になれば」とも。

 営業時間は10時~19時。水曜定休。

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