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鹿児島拠点の2バンドが地域密着型ライブツアー さつま町など県内6カ所で

人性補欠の桑原田健史さん(左)とBACKSKiD(バックスキッド)のSHIMONさん(右)

人性補欠の桑原田健史さん(左)とBACKSKiD(バックスキッド)のSHIMONさん(右)

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 鹿児島市を拠点に活動しているロックバンド「人性補欠」と、パンクロックバンド「BACKSKiD(バックスキッド)」が11月3日から、鹿児島県内6カ所と熊本県1カ所を回る地域密着型のライブツアー「YES FUTURE!ツアー」を行う。

ツアーを行う人性補欠とBACKSKiDのメンバー

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 同ツアーは、鹿児島に住みながら全国のライブハウスなどで年間50本以上のライブを行っている、ジャンルの違う2組が、地元のために自分たちのできることをしたいとの思いから共同主催で始めたライブイベント「YES FUTURE!」から派生した。

 2回目となる今回は、さつま町、指宿、鹿屋、志布志、串木野、枕崎、熊本県水俣市の計7カ所を巡り、それぞれレストランやバー、公園施設などに音響機材を持ち込み、ライブイベントを行う。「人性補欠」ボーカル担当の桑原田健史さんと、「BACKSKiD」ボーカル・ギター担当のSHIMONさんによると、ほかの出演者も和太鼓やダンスグループ、ギターの弾き語り、高校生のバンドなど、普段はあまり競演することのないジャンルが多いという。「普段演奏しているライブハウスではない分、自分たちの普段のやり方と、その場所に合ったやり方をうまく組み合わせることが重要」とも。

 桑原田さんは「今回は前回よりもイベントに関わる人が増えた。出演者やお客さんだけでなく、カメラマンなどのスタッフとして関わってくれる人たちも含めたみんなの、大変なことや辛いことも喜びに変えられるイベントにしたい」と話す。

 SHIMONさんは「もっと地域、鹿児島の地方に寄り添いたい。ライブイベントだけでなく、地元で何かしたい、という気持ちがある人たちの力になれると思っているので、気軽に相談してほしい」と呼び掛ける。

 開催日程は、11月3日=福田農場パテオ(熊本県水俣市)、4日=観音滝公園(薩摩郡さつま町)、12日=Cafe&Bar SUNNY(指宿市)、18日=MONSTER BOX(鹿屋市)、19日=クラブパール(志布志市)、23日=あ♪そいび~ん(串木野市)、26日=ABCアメリカンバー かのん(枕崎市)。

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