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鹿児島に「男子禁制」ダイニング-平日3日は「女性専用デー」に

3月1日にオープンした女性専用ダイニング「嬉~Ki」。火曜・水曜・木曜は男子禁制。

3月1日にオープンした女性専用ダイニング「嬉~Ki」。火曜・水曜・木曜は男子禁制。

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 鹿児島・サンロイヤルホテル近くに3月1日、女性専用ダイニング「嬉~Ki」(鹿児島市与次郎1、TEL 099-285-1808)がオープンした。

店内の様子

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 ターゲットを女性に絞る同店では、平日(火曜・水曜・木曜)は男子禁制の「女性専用デー」としているほか、週末(金曜・土曜・日曜)は「男同士以外(夫婦やカップル友人など)ならOK」の「ミックス・デー」に設定。昨年春に東京から鹿児島に戻り、鹿児島の街を見て回ったオーナーの濱野義文さんは「鹿児島には女性だけでゆっくりと食事をしながらくつろげる場所が少ない」と感じ、女性が過ごしやすい「女性のための空間」を目指した。

 店舗面積は約30坪。席数は32席、駐車場 9台を設ける。ポリフェノールを多く含む床材(ウリン)を使ったり、テーブルや椅子を特注するなど、家具にもこだわりを見せる。天井は高く、照明は落ち着いた暖色系を採用した。「過ごしやすさ」を第一に、テーブルの間隔を開けて通路を広くとり、椅子に座った時に客同士の目線が合わないよう、床から120センチの高さまで仕切りを設けた。

 料理は、ホテルやレストランで本格的なフランス料理を14年間学んだシェフが、創作料理を提供する。「健康と美に重点を置く」ため、「厨房にはフライヤーを置かず、揚げ物料理は提供しない」という。濱野さんの「おすすめ」は「自家製バーニャカウダ」(1,200円、2人前)やフィンガーフードで、フィンガー(120円~)、スプーン(100円~)、ピンチョス(150円~)など種類を豊富にそろえる。コースは3,500円(事前予約)。

 東京では接客の仕事をしていた濱野さん。「経験を生かし接客マナーに力を入れたい。ガチガチの堅苦しさを感じさせず、かと言って、なれなれしくは感じさせないようにしたい。女性への『おもてなし』や『気遣い』を五感で感じていただければ」とも。

 営業時間は18時~24時(日曜は22時まで)。月曜定休。

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