鹿児島の社会人アマチュア劇団「鳴かず飛ばず」、1年ぶりに公演

社会人劇団「鳴かず飛ばず」が約1年ぶりに公演を行う。「Chasing one another~チェイシング・ワン・アナザー~」ポスター。

社会人劇団「鳴かず飛ばず」が約1年ぶりに公演を行う。「Chasing one another~チェイシング・ワン・アナザー~」ポスター。

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 鹿児島の社会人劇団「鳴かず飛ばず」が4月21日・22日、鹿児島市中央公民館(鹿児島市山下町)で第11回公演「Chasing one another~チェイシング・ワン・アナザー~」を行う。脚本は米田翔太さん、演出は原田耕太郎さんが手掛ける。

打ち合わせ中の団員たち

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 2006年5月に結成し、鹿児島市を拠点に活動している同劇団。主宰の米田翔太さん率いる団員は20~30代の社会人が中心で、練習は仕事終わりに、とある薬局の2階に集まる。演劇とコントライブを中心に公演を続け、昨年で5周年・第10回公演を迎えた。

 今回の公演は外部者も含め29人で作り上げる。「大人も楽しめる絵本ネタで、わかりやすい内容。メーンの登場人物はもちろん、今回は個性あふれるモブキャラクターにも注目してほしい」と大毛彩さん。大毛さんは旗揚げ当初からのメンバーで、同作では不思議な病を追う研究員役。「前回の公演から約1年。新たな装置や今までにない仕掛けや演出も取り入れている。この公演は私たちの『新たな挑戦』として位置付けている」と意気込みを見せる。

 ストーリーは、売れない絵本作家「ナガレ」の周りで次々と起こる「どこかで聞いたことのある物語」。いつものように自信作をボツにされ、落ち込むナガレの前に、ふと現れたバニーガール。追いかけて行くと「作家街」という街にたどり着く。そこでは不思議な病気がはやっていた。うそをつくと鼻が伸びる、ロバの耳が生えるといった「おとぎ病」と呼ばれる不思議な病気が流行する街で、ナガレはまたペンを走らせる。

 開演は、21日=18時30分、22日=13時・17時。チケットは、一般=1,500円(前売り=1,200円)、学生=1,000円(同=800円)、ペアチケット=2,000円(一般・前売りのみ)。チケットは山形屋プレイガイド、十字屋CROSS、鹿児島大学生協で取り扱う。

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