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鹿児島で震災支援「おさんぽマーケット」-太陽光発電DJ企画も

「おさんぽマーケット」開催案内画像

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 東日本大震災発生から2年を間近に控えた3月9日、テンパーク(旧・中央公園、鹿児島市照国町)で「震災支援・おさんぽマーケット」が開催される。

同実行委員会スタッフも参加したテンパークでのイベントの様子(2010年)

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 今回初の開催となる同マーケットは、東日本大震災へ追悼の意味を込め、イベントの収益を被災地と、放射能問題に取り組む団体に寄付する。主催は有志で集まったボランティアらでつくる「おさんぽマーケット実行委員会(TEL 080-4316-1971)。

開催のきっかけは、以前から年に数回不定期で開催されてきたエネルギー、環境問題、食などをテーマとしたイベントの運営スタッフの声掛け。今回のマーケットでも手作りスイーツや有機農家による野菜の販売、布ナプキン作りのワークショップなど同様のテーマを得意とする出店者が多い。展示ブースでは、被災地や福島の現在の様子をパネルで展示する。「目玉」は、太陽光パネルで発電した電気と手作りの「ひょうたんスピーカー」で繰り広げられるDJイベント。インディアンテント「ティピ」をステージにDJを行う。

 「震災から2年がたったが、被災地から離れた鹿児島ではすでに外国での出来事のように人ごとになってしまっている。被災地の現状を伝え、震災のことを風化させないようにしたい」と、実行委員の野口英一郎さんは話す。「被災地に笑顔と元気を取り戻したいというのが実行委員のみんなの気持ち」とも。

 イベント終了後、18時~19時にはキャンドルウォークと題し、テンパークから天文館交差点までを目指して、鎮魂、復興への祈りを込めて歩くイベントを開催する。参加無料。キャンドルの数に限りがあるため、持参したキャンドルでの参加も可能。

 マーケットの開催時間は10時~16時。雨天決行。

おさんぽマーケット実行委員会(TEL080-4316-1971、takeawalk0309@gmail.com)

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