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九州糧販が「にぎらずできる」おにぎりを開発 非常食としての利用呼び掛けも

九州糧販のCMでおなじみの看板姉妹

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 「真空米」が好調な売れ行きを見せる九州糧販(鹿児島市南栄4、TEL 099-263-6101)が12月10日、新商品「かんたんべんりなおにぎり」を発売した。

完成したおにぎり

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 手を汚さずにおにぎりを作ることができるという同商品。中から脱酸素剤を取り出し、熱湯を入れてチャックを閉め20~30回ほど振るだけで、15分(水で作る場合は60分)待つと、袋の中で三角型のおにぎりが完成しているという。「シャカシャカおにぎり」との別称も。

 「火や電気を使わずに、もっと手軽に米を食べる方法はないか」との思いで開発が始まったという。賞味期限が1年6カ月と長いことから、海外旅行や出張のお供に、小腹が空いた時に、災害時の非常食・保存食などでの利用も呼び掛ける。

 味は鮭とワカメの2種類。来春には「白おにぎり」も完成予定という。メーカー希望小売価格は210円(税別)。鹿児島・宮崎のタイヨー・サンキュー・グラード・オンリーワンで販売する。

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