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天文館に宮崎の人気イタリアンが移転 厳選食材で作るピエモンテ料理を提供

イベリコ豚の最高ランク「ベジョータ」の生ハム(30グラム2,500円~)も。

イベリコ豚の最高ランク「ベジョータ」の生ハム(30グラム2,500円~)も。

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 天文館・照国表参道通りの天パラ近くに1月4日、宮崎県小林市のイタリアン「ラ ピッコラ ポエズィーア」(鹿児島市東千石町、TEL 099-239-1539)が移転オープンした。

ゆったりとくつろげる店内の様子

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 北イタリア・ピエモンテ地方の郷土料理と、地元食材を使った季節の料理を提供する同店。小林で8年営業し人気を集めていたが、「新しい場所で新しいことに挑戦しよう」と、天文館に移転したという。落ち着いた雰囲気の店内は約15坪で、テーブル20席と6人掛けの個室を設ける。

 歴史・地理的にフランスの影響を強く受けながら、アルプス山脈の麓という恵まれた土壌・気候で育まれたピエモンテの食文化。「クッチーナ・ポーヴェラ(質素な料理)」だと店主・赤下玲(あきら)さんは説明する。食材を厳選し、仕込みに手間暇をかけて手作りする料理は、さまざまな肉やチーズ、生ハムなど山の幸を使ったものを中心に取りそろえる。

 定番は、肉詰め手打ちパスタ「アニョロッティ」(1,600円)や、小麦粉と卵黄だけで作る「タヤリン」(2,000円)、「ワインの王様」とも言われるバローロを使った「牛肉のバローロ煮込み」(3,000円)、「子羊すね肉のロースト」(2,200円)など。

 食事と一緒に提供する天然酵母の手作りパンも人気。料理に合わせて薦めるワインはピエモンテ地方のものを中心に100種類以上を常備する。コースは、ランチ=2,000円(4品)、3,200円(5品)、ディナー=4,800円(5品)、6,800円(6品)。それぞれ前菜、メーンの肉・魚料理、パスタ、デザートなどが付く(価格は全て税別、テーブルチャージは300円)。

 コック歴は20年近いという赤下さんは「のびのび、ほのぼのとした料理が作りたい」と話す。「個室は子ども用の椅子もあるので、皆さんでワイワイ楽しんでもらえれば」とも。

 営業時間は、ランチ=11時30分~14時30分、ディナー=18時~22時30分。月曜定休。

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