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鹿児島・仙巌園の「菊まつり」、1万5千本が見頃 世界遺産と菊花の共演

菊花で彩られた三重塔、人力車、花籠。

菊花で彩られた三重塔、人力車、花籠。

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 仙巌園(鹿児島市吉野町)で現在開かれている「第58回仙巌園菊まつり」の菊が見頃を迎えている。

シンボル展示の島津斉彬と西郷隆盛

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 来年に控えた明治維新150年やNHK大河ドラマ「西郷どん」の放送に向け、「島津斉彬と西郷隆盛が見つめた未来」をテーマに約1万5000本の菊の花を展示。

 世界文化遺産に登録されている、「明治日本の産業革命遺産」の一つでもある反射炉跡周辺にはシンボル展示があり、島津斉彬と西郷隆盛の対面シーンを再現。縁側を写真撮影スポットにするなど工夫し、世界遺産と菊花の共演を楽しめるようにした。期間中に園内で撮影した写真をハッシュタグ「#仙巌園菊まつり」を付けてインスタグラムに投稿すると、抽選で薩摩切子のキーホルダーが贈られる企画なども行っている。

 19日は同園内で、島津家と縁の深い出水市野田で結成された和太鼓集団「野田郷島津太鼓」の演奏を予定。隣接する鶴嶺神社では「薩摩日置鉄炮隊」の演武も予定し、同じ日に郷土芸能を2つ楽しめるのは今回が初めてという。

 開園時間は8時30分~17時30分。入園料は、大人=1,000円、小中学生=500円(尚古集成館と共通)。11月23日まで。

※初掲時、記事の内容に一部誤りがありました。お詫びして訂正いたします。

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