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コミュニティーFM「FMさつま」開局-地域活性化への貢献目指す

FMさつまのオープンスタジオ(写真=開局初日の様子)

FMさつまのオープンスタジオ(写真=開局初日の様子)

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 コミュニティー放送局「FMさつま」(鹿児島市西伊敷3)が3月20日、開局した。出力は20ワットで、周波数は78.6MHz。鹿児島市北部エリアを対象とする。

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 運営はNPO法人FMさつま(同)。もともと地元商店街活動の一環として地域活性のための勉強会として2009年に発足したもので、「Hair salon ZOO 理容ゆうかり」(緑ケ丘町)店主の勝矢政和さんが理事長を務める。

 パーソナリティーを務めるのは、地域の主婦やサラリーマン・大学生などの一般で、中には勝矢さんの母校である鹿児島工業高校の放送部部員もレギュラーで番組を持つ。スタッフはボランティアを含め現在61人。「コミュニティー放送局としては全国一の多さ」だという。

 同局は1階がオープンスタジオで2階は録音場所として利用。「市民参加型のスタジオにしたかった」と防音設備は一切ない。「よりローカルに徹することでグローバルにつながっていくと思う。地域にじっくり浸透して身近な存在になってくれれば」と勝矢さん。

 放送時間は24時間だが、主に7時~24時に番組を組む。

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