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天文館にワイシャツ専門店「ブリックハウス」-クールビズ商戦に注力

店舗正面の様子。正面にネクタイ小物や年齢層の高い女性向け商品を並べている

店舗正面の様子。正面にネクタイ小物や年齢層の高い女性向け商品を並べている

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 鹿児島・天文館に5月12日、ワイシャツ専門店「ブリックハウスシャツ工房 天文館店」(鹿児島市千日町、TEL 099-223-2290)がオープンした。経営は東京シャツ(東京都千代田区)。

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 同社は1997年に製造小売業(SPA)に本格参入。自社ブランド「ブリックハウス」を展開している。商品は全て自社生産し、コストを省くことで、価格を抑えた。鹿児島県内ではイオン鹿児島店に続き2店舗目。

 店舗面積は約23坪で、メンズシャツ、レディスシャツ、ネクタイ小物などを中心に約3,000点を取り扱う。シャツの価格は1,890円、2,940円、3,990円の3プライス。シャツのイージーオーダーも受け付けている。今夏は電力不足の影響でクールビズ商戦により力を入れており、昨年発売した「コンフォートメッシュシャツ」で勝負する。シャツと肌着が一体となっているため肌着無しで着ることができるもの。

 もともと、人口50万規模の地域に2店舗出店という営業戦略があった。2007年にオープンしたイオン鹿児島店は南薩地区からの顧客が多かったため、2店舗目の出店は鹿児島市中心地区を考えていたという。天文館への出店に絞り、2年ほど前から物件探しを開始。半年ほど前に店舗も決まり、急ピッチで準備を進めてきた。天文館店ではターゲットをさらに広げ、50代以上の客も見込む。

 「郊外ショッピングセンター型のイオン鹿児島店とは全く違う店づくりになる」と話すのは、両店の店長を兼任する川原教子さん。「大々的な告知もせず、シャツ専門店は敷居が高いと思われたこともあり、イオン鹿児島店でも最初は客足が伸びなかった。しかし、一度購入いただくとリピーターになるお客さまが多い」と話す。イオン鹿児島店よりもゆったりとした接客を心掛け、スタッフ育成にも力を入れる。

 営業時間は10時~20時。

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