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鹿児島の氷店、「かき氷」販売開始-夏の風物詩、一足早くお目見え

「柳川氷室」で販売する「かき氷」。山盛りの氷にシロップを重ねがけ。

「柳川氷室」で販売する「かき氷」。山盛りの氷にシロップを重ねがけ。

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 鹿児島・天文館近くの氷商「柳川氷室」(鹿児島市堀江町、TEL 099-222-4609)が5月18日から「かき氷」の販売を再開した。 

「柳川氷室」の外観

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 1978(昭和53)年創業。家族で経営し、主に飲食店や施設、夏の時期は学校や町内会(の祭事)まで広く氷を卸している。かき氷の販売は2001年からで、春先から秋までの販売。今年は4月21日から土曜・日曜・祝日のみで販売を開始したが、ゴールデンウイーク明けから一部設備の工事をしていたため休止していた。

 現在は1日に数十個ほどだが、「暑い日は多い時で400~500個ほど売り上げる」(柳川学社長)ため行列ができることもしばしば。同店のかき氷は、口コミサイトなどでも定評のある「フワフワ」食感が特徴。夏祭りなどで氷を卸した先には、氷を削る機械も無料で貸し出すが、「削り器も氷も同じなのに、出来上がりは違う。ジャリジャリしない、フワフワの口どけは熟練の技(笑)。ちぎれそうに寒い冬も毎日氷を触っていますから」と柳川さん。

 氷を山盛り、味付きシロップと重ねがけ、容器からはみ出すのもお構いなしに作るのが「柳川流」。かき氷の種類は、「イチゴ」「ハワイアンブルー」などおなじみの味から、同店用に作ったという「コーヒー」など21種類(全て200円)。特製のミルク(練乳)がけは50円追加。

 今年は10月いっぱいと、天気がよければ「おはら祭り」(11月3日)まで販売予定。

 営業時間は11時~18時。

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