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鹿大近くに県内初のバングラデシュ料理店-元留学生が開く

バングラデシュ出身の夫婦が営む料理店がオープンした。写真は日替わりランチ。

バングラデシュ出身の夫婦が営む料理店がオープンした。写真は日替わりランチ。

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 鹿児島大学近くに5月、県内初となるバングラデシュ料理専門店「Ruposhi Bangla(ルポシバングラ)」(鹿児島市荒田、TEL 099-204-0774)がオープンした。店主は同大の元留学生。

店舗外観

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 鹿大生や留学生を中心に、さまざまな年代の客が訪れる同店。テーブル36席を設ける店内にはバングラデシュの民族楽器や手刺しゅうなどを飾るほか、スタッフも民族衣装をまとって出迎える。店名には「美しいバングラデシュ」を意味する言葉を起用した。

 30種類もあるというカレーのメニューは、さまざまなスパイスと野菜をたっぷり煮込んで作る。40センチもある大きなナンや、タンドリーチキン、鶏のモモ肉が入った炊き込みご飯「ビリヤニ」、ナスをつぶしてマスタードオイルで炒めた「バルタ」など、現地の家庭料理も100種類以上をそろえる。

 留学生として水産を学びに鹿児島にやって来た後、いったん就職して妻と一緒に同店を開いたというカーン・ムハマド・イクバルさん。「母国の伝統料理と文化を鹿児島の皆さまに紹介したい。鹿児島の国際化に少しでも役に立てれば」と話す。

 ランチは学生ランチ(500円)をはじめ、価格帯は800~1,500円。スペシャルカレー、サラダ、チキンティッカ(骨のないタンドリーチキン)、ライス、ナンが付く日替わりランチ(900円)。ディナーセット(1,200円~)、アルコール類も用意する。

 毎週木曜の夜には、アメリカ人講師のマイケル・ケニーさんの英会話教室も開いている。2,000円で食事付き。定員は15人。要予約。

 営業時間は11時~15時、17時~22時。

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