昨年9月にオープンしたカフェバー併設のギャラリーショップ「Good day」（鹿児島市加治屋町、TEL 099-248-9931）で7月18日、夜のホラー映画上映会が行われる。6月に3周年を迎えた「Petit Cinema（プチシネマ）」と同店のコラボ企画「HAVE A GOOD DAY」の第2回。

「HAVE A GOOD DAY」、入り口の様子

　「毎日がより楽しくより良い時間を過ごせるように」とコンセプトに掲げ、6月に始まった同企画。市内各地で、映画上映会や、春風亭一之輔師匠を迎えた寄席企画などを行う「プチシネマ」が、上映映画をセレクトする。

　カフェバーのある1階では同店オリジナルのドリンクを楽しみながら、ギャラリーとして使っている2階では、ラグを敷いてリラックスしながら映画を鑑賞できるスペースを用意。満員となった第1回のように「saku.Botanicalworks」（城山町）によるグリーンを使った装飾で会場を演出し、古本店「つばめ文庫」（武岡1）が用意する関連書籍や、カフェバー「hikaruya」が振る舞う映画にちなんだフードを楽しむことができる。

　今回の上映作品は、ドラキュラ映画の元祖であるF・W・ムルナウ監督の「吸血鬼ドラキュラ」（1922年）を、重厚な作風で知られるW・ヘルツォーク監督がリメークした作品「ノスフェラトゥ」（1978年）。「幻想的であり芸術性の高いホラー映画」と説明する「プチシネマ」主宰の下池奈津子さん。「夏の夜に良いあんばいの気味悪さをお楽しみください」とも。

　「映画館は映画を見ることがメーンだが、ここは（見るだけじゃない）『体感する』上映会。知らない作品でも、来てみたらわくわくできる仕掛けを用意してお待ちしている」と呼び掛ける。

　20時開場、21時開演。チケットはフード・ドリンク付きで2,000円。同店または「corda ESPRESSO/BAR」（住吉町）で取り扱う。問い合わせは「プチシネマ」（TEL 099-222-5110）まで。