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鹿児島の通信制高校が「サッカー専攻」 スポーツに関わる幅広いキャリア提案

薩摩川内校キャンパス長の神代真之さん(右)と職員の與那嶺偉さん(左)

薩摩川内校キャンパス長の神代真之さん(右)と職員の與那嶺偉さん(左)

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 県内に3校を展開する広域通信制の「鹿島学園高等学校」が10月、「サッカー専攻コース」を新設し、2016年度入学希望者の願書受け付けをスタートした。

先生と生徒の皆さん

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 願書の受け付けは、鹿児島校(鹿児島市武1)、薩摩川内校(薩摩川内市鳥追町)の2校。「サッカー王国」といわれる鹿児島で部活動に所属しても、「サッカーでは食べていけない」とプロの夢を諦めてしまう子どもや、その子の将来を案じる保護者も多く、受験と同時にサッカーをやめてしまう生徒が多いことを受け、「(サッカーを中心とした)スポーツと共に生きる人材の育成」を目指す。

 カリキュラムでは、全日制と同等の高校卒業資格を得るための勉強と並行して、サッカーや栄養学、スポーツ整体、スポーツマネジメントなどを学ぶ。サッカーテクニックだけでなく、プロスポーツ選手にあるべき社会性や人間性なども身に付けるという。地元のサッカークラブや専門医など各分野の専門家に教わることができるのも特色。

 「サッカー専攻コースに限らず、生徒たちが自分のライフスタイルやペースに合わせて、自由な形で卒業を目指せることが通信制の強み」と話す薩摩川内校キャンパス長の神代真之さん。大学進学や海外留学が目標の生徒はそれに特化した勉強をしながら、家業を継ぐ予定の生徒は家の手伝いなどをしながら、芸能活動やプロスポーツ選手を目指している生徒はその練習や知識習得をしながら、それぞれが高校卒業を目指す。

 神代さんは「鹿児島はかつて、高校進学率が全国10位以内と高い一方、学校が思っていたものと違ったなどと感じて辞める生徒も多く、中卒率は全国3位と高い水準にあった」と説明する。しかし近年、県内にも広域通信制高校が増えたことから、学校関係者・保護者・生徒の間に「転学」や「通信で卒業」という選択肢が浸透し、その水準は改善しつつあるという。

 「少人数制だからこそ職員と生徒の距離がとても近い。人間関係を通じて自信や学習意欲を取り戻し、より大きな目標や夢を持つことができるようになる生徒も少なくない。生徒の良きお姉さん・お兄さんになって、一緒に生徒の夢を追い掛けてくれる職員も募集している」と呼び掛ける。

 職員募集の問い合わせやサッカーに関わる進路相談は同入学案内室(TEL 0996-29-5272)で受け付ける。

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