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天文館の裏通りにローフードカフェ 「菜食ってファンキー」と提案

ローフードコーディネーターの川良由江さん(中央)

ローフードコーディネーターの川良由江さん(中央)

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 天文館タカプラ裏通りに9月29日、全国で活躍するローフードコーディネーター・川良由江さんがカフェ「Funky J. vege soul(ファンキージェイベジソウル)」(鹿児島市千日町)をオープンした。

水色の壁と白い扉が目印

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 ローフードを普及させたいと活動する川良さん(通称、めいさん)が、ミュージシャンやモデル、実業家も取り入れている菜食を、「ファンキーでおしゃれ!楽しいよ!」という気持ちで提案するという同店。めいさんは「ラーメン、ハンバーガーなどと同じ感覚で、日常的に菜食を取り入れてほしい」と話す。

 ヨガをやっている人から医者まで、「ヘルスコンシャスな人、健康美を追求する人」などが集まるほか、「肉を食べすぎた」という人などがその翌日にやって来ることもあるという。「無理せず菜食するために、チェンジローフードではなく、プラスローフードを勧めている」とめいさん。自宅でも再現できるよう、カフェで提供するメニューも手をかけずに作ることができるレシピだという。

 高たんぱくでガン予防効果が期待できると注目を集めるケールを、契約農家から仕入れて使う取り組みもスタート。海外と違い日本ではケールが手軽に手に入らないことから、市内の青年農家を口説いて無農薬栽培にこぎ着けたという。来春には菓子などローフードの加工品を作る工房もオープン予定。

 「野菜じゃおなかがいっぱいにならないだろう、満足しないのではないか」などの先入観を持っている人に向けて、「まずは食べてみて。男子が食べてもおなかいっぱいになる」と呼び掛ける。「食べ物は世界のいろいろな問題を考えるきっかけ。ここから世界を変えたいと本気で思っている。頭で考えるより、まずはおいしい体験を重ねて」とも。

 玄米おにぎりや野菜料理約10種類を用意するプレートランチは、グリーンスムージー(またはスープ)とスイーツ付きで1,500円(なくなり次第終了)。スイーツは600円~。テークアウトもできるグリーンスムージーは600円。

 営業時間は7時30分~日没。土曜・日曜・祝日定休。

※初掲時、記事の内容に一部誤りがありました。お詫びして訂正いたします。

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