鹿児島を拠点に活動するアコースティックデュオ「Yoshino&Masae」初の全国ツアーが12月28日、天文館のバー「シェルター」（鹿児島市千日町、TEL 090-8917-0054）でファイナルを迎える。

ツアーファイナルのフライヤー

　2012年にデュオを結成したいちき串木野市出身のシンガー・ソングライターYoshinoさんと、鹿屋市出身のシンガーMasaeさん。県内各地や九州各県で精力的にライブ活動を行い、今年4月に発売したファーストミニアルバムは完売間近、来春にはフルアルバムも発売予定という。

　11月には県内4カ所を巡るワンマンツアーを大盛況のうちに締めくくり、満を持して臨んだ全国ツアー。12月3日東京公演を皮切りに、全国12都市15公演を巡る。ツアー最終節、佐賀、熊本、鹿児島ファイナルを前に、Masaeさんは「各地でそこに住む人たちの郷土愛に触れ、私たちも曲を通して、鹿児島の良さを伝えられることに喜びを感じた」と振り返る。

　オリジナルからカバー曲まで、2人の「魂を込めた歌声」や「表情、呼吸、全身を使ったステージング」は聴く人の涙を誘う。鹿児島弁による独特のMCも人気の理由。「ツアーで感じた思いや、出会いで築いた絆、その全てが私たちの歌声や音に重なり、『いっ魂』のこもった最高のファイナルにしたい。私たちの愛する鹿児島で『おかえり』と笑顔で迎えてほしい」と呼び掛ける。

　鹿児島公演は19時30分開場、20時開演。チケットは、前売り＝2500円、当日＝3000円。