鹿児島・騎射場エリアの市電通り沿いで5月15日、2回目となるフリーマーケットイベント「騎射場のきさき市」が行われる。

昨年の様子

　「騎射場の魅力をもっと多くの人に知ってもらい、足を運んでもらいたい」と昨年11月に初開催し、多くの人出で通りをにぎわせた同イベント。軒先やガレージ、空き店舗を使い、全長約400メートルの通り沿いで多彩なフリーマーケットを展開する。今回は飲食・雑貨・ワークショップなど80店以上が出店予定。

　目玉は、騎射場公園のジャック企画と騎射場の学校に通う学生の出店。公園では大道芸パフォーマンスやDJが場を盛り上げるほか、「小学校や公民館、公園にあった土俵を再現しよう」と相撲大会を決行予定。騎射場でちゃんこ居酒屋を営む現役・元力士らによる取り組みを観戦できるという。

　フリーマーケットでは、鹿児島大学水産学部の学生が騎射場の居酒屋と一緒に開発した「お魚バーガー」を販売するほか、県美容専門学校の生徒はボディージュエリーやヘアメークのワークショップを企画し、他出店者のアクセサリーを使って代理販売にも挑戦する。

　「さまざまな人が交流し、つながる仕掛けづくりができれば」と話す、実行委員の須部貴之さん。スタッフもボランティアを含めて前回の2倍を超える60人以上が集まり、学生・小学校の保護者の会・町内会メンバーなどさまざまな人が参加しているという。「学生が多い街なので、学生が主体となってイベントを運営し、街の人がサポートするという体制を作っていければ」とも。

　開催時間は10時～16時。街歩きをしながら謎解きを行う「宝探しinきしゃば」も同時開催。問い合わせは同実行委員会（TEL 090-6157-3508）まで。