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「写ルンです」でリレー撮影した「キャメラバトン」、鹿児島でトーク&写真展

「グッドネイバーズジャンボリー2011」の会場内で来場者を対象に行われた企画「キャメラバトン」。トークセッションと写真展がマルヤガーデンズで行われる。

「グッドネイバーズジャンボリー2011」の会場内で来場者を対象に行われた企画「キャメラバトン」。トークセッションと写真展がマルヤガーデンズで行われる。

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 昨年8月に開催された体験型野外フェス「グッドネイバーズジャンボリー2011」の会場内で来場者を対象に行われた企画「キャメラバトン」についてのトークセッションが7月22日、「マルヤガーデンズ」(鹿児島市呉服町)7階で行われる。

25台のキャメラ

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 キャメラバトンとは、27枚撮りのレンズ付きフィルム「写ルンです」でカメラごとに決められたテーマに沿った1枚を撮り、知らない誰かに渡していくもの。会場では、(飛んでしまっても)土に還る素材で作られた風船とひもを付け、25のテーマが課せられた25台の「写ルンです」が参加者に手渡された。テーマは「さわやか3組-暑さも吹き飛ぶ爽やかな1枚!-」「キャメラは見た?!-決定的瞬間?!-」「ホフク撮影セヨ-しゃがみ込んだ位置から撮影セヨ-」など。

 トークセッションには、キャメラバトンを企画実行した「タピオカトンネル」、「グッドネイバーズジャンボリー」主催者で無国籍音楽のエスペラント楽団「DOUBLE FAMOUS」として活動中の坂口修一郎さん、ガイド本「ぼくの鹿児島案内」著者の岡本仁さん、写真集「POOL」でも知られ「ぼくの鹿児島案内」で撮影を担当したこともある写真家・平野太呂さんを招く。キャメラバトンの企画内容や、バトンのように回った24台(帰ってこなかった1台を除く)に写っていた写真をどう見たのかトークを繰り広げる。

 「(撮影対象が)切れてしまっていたり、指やひもが写り込んでいたりと、一昔前なら当たり前にあったことが写っている。写っている顔もカメラマンが撮るものとは違う表情であることに感動した」とタピオカトンネルの安藤アンディーさん。「デジカメのようにすぐ確認できないことがカメラ付きフィルムの特徴として挙げられるが、現像に出してしまえば本体は戻ってこないので、所有しないということも大きな特徴。これが『キャメラバトン』につながった。今夏のグッドネイバーズジャンボリーでも行う予定。誰でもできる企画なのでイベントなどに取り入れてみてほしい」とも。

 トークショー開催時間は18時~19時45分。撮られた631枚も今月29日まで展示する。開催時間は10時~20時(初日は18時まで)。「GOODNEIGHBORS JAMBOREE’12」は8月26日、「かわなべ森の学校」(南九州市)で開催。

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