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長渕剛さん「殺気」、地元鹿児島で9年ぶりに詩画展開催へ

長渕剛さんの企画展「殺気~黒い血が流れる日~」が現在、鹿児島市城山町の黎明館第二特別展示室で開催されている。写真は過去最大の大作「鯉のぼり」。

長渕剛さんの企画展「殺気~黒い血が流れる日~」が現在、鹿児島市城山町の黎明館第二特別展示室で開催されている。写真は過去最大の大作「鯉のぼり」。

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 鹿児島県出身の歌手、長渕剛さんの企画展「長渕剛 第五回 詩画展2013 殺気~黒い血が流れる日~」が現在、鹿児島市城山町の黎明館第二特別展示室で開催されている。

作品「殺気」など

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 今回の詩画展は、初の試みとして3月20日表参道ヒルズを皮切りに、名古屋、鹿児島、大阪、仙台の全国5会場で開催。これまで1998年の第1回詩画展「俺の太陽」から2005年の第4回詩画展「情熱-PASSION-」までで、それぞれ2万人を動員。8年ぶりとなる今回の詩画展は、長渕さんの地元である鹿児島での開催も2004年の「情熱」ぶり。長渕さん本人が登場し約1200人を動員した4月20日の鹿児島会場でのオープニングセレモニー以降も、県内外から毎日約1000人が訪れているという。

 180坪の敷地面積に「十数年の心の中の叫びを絵や詩に託した」と話す新作30点を含む約100点以上の詩画が並ぶ展示室には、詩画のほか大きな詩画を書くときに使われる、墨を含むと50キログラムにもなるという大筆も展示される。3作品限定で販売された「乾杯」の原画はオープン初日に即日で売約済みになった。

 タイトルとなった「殺気」には、「正気を狂気ではなく 殺気にかえて 駆け上げれ!!」というメッセージがつづられる。東日本大震災を経て、早くから現地に赴き被災者に向けて激励を送ってきた長渕さんの、鬼気迫る心の叫びが表現される。縦4メートル・横10メートルの大きさで描かれた過去最大の大作「鯉のぼり」は被災地の風景を描いた作品で、来場者は時間をかけて詩画に見入っている。

 鹿児島会場の主催「K&Mコーポレーション」社長の汾陽(かわみなみ)春彦さんは「長渕さんの地元とあって多くの方が来場されている。会場に来て、見て、何かを感じてほしい」と話す。

 開館時間は9時~18時。チケット料金は、一般1,500円、学割800円。問い合せはK&Mコーポレーション(TEL 099-223-7710)まで。5月6日まで。

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