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鹿児島の秋の風物詩「おはら祭」-開催告げる「花電車」が運行開始

10月15日から運行を開始した花電車。祭り当日まで運行予定。

10月15日から運行を開始した花電車。祭り当日まで運行予定。

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 南九州最大の祭であり鹿児島の秋の風物詩となっている「おはら祭」の開催を11月に控え、これをPRする花電車の運行が10月15日、始まった。

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 1949(昭和24)年に市制施行60周年を記念して始まった「おはら祭」は今年で61周年を迎える。11月2日は前夜祭である「夜まつり」、3日が「本まつり」で、鹿児島の民謡「おはら節」「鹿児島ハンヤ節」などに合わせて踊る「総踊り」や、アップテンポのダンス「オハラ21」など、にぎやかな音楽が天文館に響く。毎年2万人を超える踊り手が参加する同祭。今年も約2万3000人(約260連)の踊り手がさまざまな衣装をまとい、高見馬場交差点から桟橋通りまでの1.5キロを練り歩く。

 おはら祭のPRのために花電車を運行するようになったのは1978(昭和53)年からで、以後毎年運行されている。色とりどりの花と1700球の電飾で飾られた花電車は、「おはら節」「鹿児島ハンヤ節」などを流しながら市電のルートを走る。祭りの日まで毎日運行し、当日は踊り連の区間内にとどめる予定。

 運行は昼と夜に1便ずつ。11月1日まで。

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