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鹿児島のビアバーでも「麦のワイン」解禁-ウィートワインも初登場

天文館のビアバー「ムーン・シャイン」でも「麦のワイン」解禁。「エル ディアブロ2012」を片手に乾杯。

天文館のビアバー「ムーン・シャイン」でも「麦のワイン」解禁。「エル ディアブロ2012」を片手に乾杯。

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 「麦のワイン」とも言われる高アルコール・長期熟成型のビールが11月15日0時、ボジョレ・ヌーボーの解禁に合わせて天文館のビアバー「ムーン・シャイン」(鹿児島市山之口町、TEL 099-223-1878)でも解禁された。

ムーン・シャイン入口

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 解禁されたのはバーレイワイン(大麦のワイン)の「エル ディアブロ(悪魔)2012」。ボジョレ・ヌーボーの解禁は酒業界にとって大きなイベントで、ワインを取り扱わないビアバーでもこの時期だけはボジョレ・ヌーボーをメニューに出すことが多かった。「麦のワイン」とは、「ビアバーならではの解禁日の楽しみを」と地ビール大手のサンクトガーレン(神奈川県厚木市)が、2006年から販売を始めたビール。7年目の今年は、小麦を主原料にしたウィートワイン「ウン アンヘル(天使)2012」も登場した。

 ムーン・シャインで麦のワインの提供を始めたのは3年前から。4度目となる解禁日は、東京や大阪、京都、広島、仙台などにあるビアバーとネットで映像中継し、「エル ディアブロ2012」を片手に毎年恒例のカウントダウンで解禁パーティーを開いた。

 たる生を常時5~7種類、日本・各国のクラフトビールを多数そろえる同店。「エル ディアブロ」は濃いブラウン系。「どちらかと言えば『エール系』。度数が高いのでゆっくり飲む感じ。炭酸はほとんどなく、ホップが効いていて口当たりは強い」と店主の上野宏美さん。同店で仕入れたのは1たる(10L)と瓶数本。「エル ディアブロ2012」が空いた後に「ウン アンヘル2012」に切り替える予定。「2~3日で(たるが)空くのでは。毎年この時期だけの味。初登場のアンヘルもぜひ飲んでみてほしい」と上野さん。価格はグラス1杯1,000円。

 営業時間は19時~翌2時。

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