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「アースデイかごしま」開催迫る-「持続可能性と多様性」テーマに

「アースデイかごしま」昨年の様子。

「アースデイかごしま」昨年の様子。

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 鹿児島市内で4月16日・17日、「アースデイかごしま2011」が開催される。

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 アースデイは環境問題に興味をもってもらおうと、1970年にアメリカで始まったもの。現在は世界中の国や地域で、規模もスタイルもさまざまに展開されている。今回は「持続可能性と多様性」をテーマに開く。

 16日は鹿児島中央公民館(鹿児島市山下町)で分科会を行う。「メディア」(原発を例に情報との付き合い方について)、「エネルギー」(持続可能なエネルギーについて)、「平和・多文化共生」(環境・平和問題について)、「かごしまな地域づくり」(地域づくりの意見交換)、「農業」(食と農の現場から見える世界について)の5つの分野に分かれて市民参加型の分科会とパネルディスカッションを行う。開催時間は13時~18時。

 翌17日は鹿児島中央公園(山下町)でステージイベント・出店・展示・ワークショップなどを展開する。ステージでは16日のディスカッションの発表やライブなどを行うほか、カフェやショップなど40店ほどが出店を予定。佐藤さんが東日本大震災の被災地にボランティアで行った際の写真もパネル展示するコーナーも設ける。開催時間は10時~18時。

 同実行委員会委員長で鹿児島大学院生の佐藤政宗さんは「環境について興味があり、地球に優しい=持続可能と考えている。興味があるない人も街行く人も巻き込んで、(このイベントが)地球の現状を少しでも考えるきっかけになれば」と期待を寄せる。「大地震が起きた今だからこそ、みんなで考えて、みんなで話し合って、みんなで動いて、ハッピーな世界に」とも。

 入場無料(ワークショップは一部材料費が必要)。

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