ゴールデンウイークが始まる4月27日・28日、天文館は「ぴらも～る」（中央より中町側）で「春の天文館フェスタ」、セピア通りでは「セピアマルシェ」が、それぞれ開催される。

　「春の天文館フェスタ」は、天文館本通商店街と天神おつきや商店街、天文館にぎわい通商店街の3つの通りの振興組合の連合会が主催。20～30代の女性をターゲットに、アロマハンドマッサージや手芸店によるクラフト体験、占いカフェ、3月にオープンしたばかりの「鹿児島の地酒専門店　コセド酒店」による酒の試飲販売など、さまざまな体験ブースを設ける。骨密度調査やハンドスキンケアの無料体験会も。そのほか、商品券など総額100万円の景品が当たるレシート抽選会も企画。期間中に3つの通りで買い物をしたレシートの合計金額が3,000円で1回の抽選ができる。開催日時は27日・28日の11時～17時。

　天文館本通りとぴらも～るを交差した先、テンパーク通りと交差するセピア通りで開催される「セピアマルシェ」は数年ぶりに復活したイベント。雑貨や飲食など約20店が出店するほか、ライブやダンスパフォーマンスも予定する。「イタリアンジェラートCLOVER」店長の前田まなみさんが発起人となり、通りの商店主や出展者に協力を呼び掛けた。「フリーマーケットやマルシェ形式のイベントが街に浸透し、SNSでの情報拡散が主流になった今だからこそ実現するのでは」と前田さん。空き店舗もなく、きれいに舗装された通りだが、フラッと立ち寄る客が少なかったセピア通り。「散歩がてらフラッと立ち寄れるイベント。セピア通りの認知度アップにつながれば」と期待を寄せる。開催は27日の11時～17時。

　両日とも「かごしま春祭大ハンヤ2013」が開催中で、天文館でも5カ所のサブ会場を設け、イベントを企画している。