鹿児島でお笑いイベント「美男子図鑑」-地元お笑い集団が開催へ

アミジャルカスの麓さん(中央)、大隈さん(左)、鈴木さん(右)

アミジャルカスの麓さん(中央)、大隈さん(左)、鈴木さん(右)

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 鹿児島のお笑いグループ「AMIJARUKAS(アミジャルカス)」が6月25日、県民交流センター(鹿児島市山下町)中ホールでお笑いイベント「美男子図鑑」を開く。

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 アミジャルカスは奄美大島出身で元吉本芸人の麓(ふもと)和幸さん(33) が28歳で帰鹿後、「鹿児島を離れられないが、お笑いをやりたいという夢をもっている人」に声を掛け、鹿児島初の本格お笑い集団として2008年2月に結成。アミジャルカスの名前は桜島のローマ字表記を逆から読んだもの。現在、7グループ11人が所属。メンバーそれぞれが仕事をしながら、月一回ほどのペースで定期イベントを開いている。麓さんは鈴木和音さんとのコンビ「自称・半押長押」のつっこみ担当のほか、ピン芸人としても活動している。

 1年ほど前から構想を温めてきた同イベントは、今年2月ごろから本格的な準備を始めた。「誰かと一緒に何かをして、その人の良さを引き出す」という麓さんの笑いのスタンスに基づき、構成はアミジャルカススタッフで漫画家志望の大隈一菜(いちな)さん(24)が担当した。

 イベントの構成は、オープニングで大隈さんが作画したアニメーションムービーを流した後、謎のおかまキャラクター「すもも」のGSDF(陸上自衛隊)おかま漫談やダンス、麓さんによる鹿児島・奄美をテーマにした漫談が続く。「観客と一緒にイベントを作り上げたい」と麓さん。観客が参加する企画も多く、観客との即興漫才や、観客みんなで「かめはめ波」を出そうという企画も。麓さんはこの企画のために気功の先生に指導を受けてきたという。

 麓さんは「このイベントやアミジャルカスの活動を通じて、『鹿児島でも夢はかなう』と伝えたい。鹿児島で活動する芸人の一つのロールモデル(手本)として、芸人や夢を持っている人の原動力になれれば」と力を込める。

 17時30分開場、18時開演。料金は、前売り=500円、当日=1,000円。

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