錦江湾上で一夜限りの「横町」を楽しむイベント「錦江湾屋台船」が11月20日に開かれる。主催は鹿児島市船舶局。
同イベントは、赤ちょうちんがともる居酒屋や屋台といった飲食店が立ち並ぶ横町を桜島フェリーの船内に再現し、懐かしい昭和の雰囲気と、錦江湾上から望む鹿児島市街地の夜景を幅広い世代に楽しんでもらおうと企画したもの。かごっまふるさと屋台村(鹿児島市中央町)内の18店舗が出店し、鹿児島県産の食材を使った料理と焼酎などの屋台グルメを提供するほか、カラオケ大会やビンゴ大会といったイベントも予定する。
「屋台村の楽しい雰囲気を表現したい」と同村内「八木男(やぎお)」店主の八木尚俊さん。「日頃は来られない方も、この機会に屋台村の持つアミューズメント性を体感してほしい。そして実際の店舗にも気軽に立ち寄ってもらえれば」と呼び掛ける。
17時開店、19時30分出港、21時帰港予定。チケット料金は前売り=3,000円、当日=3,500円(どちらもフード・ドリンクチケット1,000円付き)。定員は400人。未成年者は乗船不可。屋台村出店店舗、桜島フェリーロングクルーズ事務局で販売するほか、桜島フェリーのホームページで申し込みを受け付ける(今月18日まで)。