JR鹿児島中央駅近くのナポリ通りで5月3日・4日、イタリアの食と音楽を楽しめる「かごしまの風と光とナポリ祭」が開催される。
イタリアのナポリ湾とヴィスヴィオ火山の風景が鹿児島の錦江湾と桜島によく似ていることから1960年5月3日に姉妹都市盟約が結ばれ、今年で58周年。同イベントは55周年の2015年に初開催され、今年で4回目となる。昨年に引き続き、イタリア大使・イタリア総領事も来場予定。
今年は明治維新150周年記念の影響を受けて来場者が増えることを想定し、ナポリ通りだけでなくアミュ広場、維新ふるさと館から高麗橋までエリアを広げて開催。昨年より出店店舗も増え、イタリア料理やワインをメインとした飲食店、雑貨店など70店舗が立ち並ぶ。
ナポリ通り・アミュ広場ではステージが設けられ、パンツェッタ・ジローラモさんのトークショーやミンモ・アングリサーノさん、2人組ユニット「アネッソ・ディ・サトゥルノ」などイタリアのアーティストによるライブも開く。維新ふるさと館横の武家屋敷周辺では「劇団維新ふるさと」による演劇も1日3回行われるなどイベントも豊富に用意。会場内では日本ガスが生産している「すごい野菜グリーンリーフ」を購入するとイタリア中部地震の義援金となるブースも設けている。
開催時間は11時~19時(4日は17時まで)。3日は10時50分からナポリ通りステージでオープニングセレモニーを開き、先着100人にワインを振る舞う。当日は3号線を歩行者天国にするため、公共交通機関の利用を呼び掛けている。