桜島・溶岩グラウンド(鹿児島市桜島横山町)で8月2日、小学生・中学生を対象にした「サッカーキャンプ2011 in 桜島」が始まった。
コーチには元Jリーガーの城彰二さんと遠藤彰弘さんを起用。2人は鹿児島実業高校の同級生で同じオリンピックの代表として出場した。今回が初開催となった同キャンプは4泊5日の合宿形式で行われているが、練習時間だけにスポット参加することもできたため、告知期間がほとんど無かったにかかわらず約35人が参加するという。
「サッカーでも人としても(鹿児島で育ったので)基本に立ち戻りたかった。サッカーにおいて『基礎』はとても大事」「以前は(鹿児島に)日本代表に関わってくる選手が多かったが、今は少なくなってきている。いい選手はもっといるはずなので、発掘して育てて鹿児島を盛り上げていきたい。それが恩返し」と両コーチ。「来年はもちろん、ずっと続けていきたい」とも。
キャンプではトレーニングだけでなく、ワールドカップについてのセミナーやメンタル面での面談も行われるほか、地元小学生チームとの試合や遠藤家ツアーなどのレクリエーションなどを予定している。