鹿児島市にいながら奄美の自然や文化に触れられる「奄美の里」(鹿児島市南栄1)で8月27日、大島紬(つむぎ)や島唄などの体験ができるイベントが行われる。
「ここ鹿児島で奄美を体験しよう」!」と題し、自然や文化、歴史、芸能に触れてもらい、奄美の伝統継承をテーマに、鹿児島法人会が企画する。
午前中に「奄美の里」庭園の見学、大島紬の製造工程見学と草木染体験を行い、昼食には郷土料理である「鶏飯」を提供する。午後からは伝統芸能である島唄と、奄美の歴史と魅力についての講話を予定。島唄では、「日本民謡フェスティバル」優勝経歴を持つ中村瑞希さんと、「奄美民謡大賞」最優秀賞を受賞し中村さんとのデュエット「マリカミズキ」としても活動している別府まりかさんを唄者として招き、島唄教室と島唄ライブを行う。午前中に草木染で染めたハンカチは、「夏休みの自由研究として」や思い出にと参加者に進呈する。
事務局次長で企画者の林川義満さんは「染め物体験や島唄を教えてもらえるのはめったにないこと。奄美の自然や文化、歴史に触れて楽しんでいただければ」と話す。
開催時間は10時30分~16時30分。参加料は2000円(入園料、昼食代込み、3歳以下は無料)。先着150人。参加申し込みは同法人会まで。