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鹿児島で「世界のCMフェスティバル」-世界各国の傑作CMを上映

イベントのメーンMCを務める、ジャンクリスチャン・ブーヴィエさん。

イベントのメーンMCを務める、ジャンクリスチャン・ブーヴィエさん。

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 アミュプラザ鹿児島(鹿児島市中央町)6階の映画館「鹿児島ミッテ10」(TEL 099-812-6662)で9月22日、「世界のCMフェスティバル2011 in KAGOSHIMA」が開催される。

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 1981年に仏パリで始まり、現在は世界の傑作CMを上映する同イベント。日本版は1999年に福岡で1回目が上映され、鹿児島では2005年からツアーの一環で上映されている。今回のツアーは広島・福岡・鹿児島・天草・熊本・沖縄・福井・東京・大阪・北九州・岡山・金沢・札幌・名古屋・仙台を予定。

 当時、九州大学で教鞭(きょうべん)をとっていたジャンクリスチャン・ブーヴィエさんが「講義の題材にCMを使用したところ、生徒の反応が良かったことから日本でのイベントを企画した」という。2004年には大学を退任し、プロデューサーとして、現在本部があるスイスにフィルムの買い付けに赴く。ブーヴィエさんは当日、イベントのメーンMCとして登場。上映途中には解説やトークのほか、スポンサーからのプレゼントが当たる抽選会も行う。

 「かなりの長丁場になるので、インパクトがあるものや笑えるもの、ゆったりと見られるものなど緩急を付けるように編集している。マクドナルドやコカコーラなどのグローバルブランドCMはお国柄の違いを楽しめるよう、続けて見てもらえるようにしている」と同イベント事務局の麻生恵美さん。

 「CMの長さの世界基準は30秒~60秒と日本よりも長く、その中に物語とオチがあり短編映画ともいえる面白さがある。このイベントは、いかに面白くCMを見るか。今まではCMにターゲットにされていたが、逆の立場で楽しんでほしい。商品を宣伝するという役目を終えた後にも、見るべきものがあるCMの魅力を感じていただければ」とも。

 開演時間=21時(開場=20時30分)。休憩をはさみながらの4部構成で、終演時間は翌1時を予定。前売り券は3,000円で、同フェスホームページやイープラスで販売する。当日券は3,500円。

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