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鹿児島中央駅「ぐるめ横丁」に桜島灰干し店 手頃なビジネスランチも

桜島灰干し 甘鯛炙り焼き定食

桜島灰干し 甘鯛炙り焼き定食

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 鹿児島中央駅2階「ぐるめ横丁」に和食店「桜島灰干し家 せいせん」(鹿児島市中央町)がオープンして1カ月半がたった。オープン日は7月24日。

外観や料理

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 桜島の火山灰で挟み込む製法「桜島灰干し」の料理を提供する。経営は同製法による干物を製造・販売する清泉社(松原町)。以前は「かごっまふるさと屋台村」で営業していたが、同施設閉館に伴い移転した。「より多くの人に桜島灰干しの良さを伝えられるよう、人の出入りが多いぐるめ横丁を選んだ」と店主の柳川宏太さん。「コロナ禍の今は準備期間。コロナが明けたら外の人にどんどんアピールしたい」とも。

 桜島灰干しの定食には、「のどぐろ炙(あぶ)り焼き」(2,180円)、「甘鯛炙り焼き」(1,600円)、「霧島サーモン炙り焼き」(1,050円)、水産市場直送の魚を灰干しした「熟成刺し身盛り」(1,500円)、桜島灰干しで熟成させた黒毛和牛のステーキ(1,980円)やノンフライの黒豚とんかつ(1,480円)などを用意する。定食のご飯は白米か玄米から選ぶことができる。

 8月末には「ビジネスランチ」として、「ミックス唐揚げ定食」「チキンカツ定食」「本日の魚炙り焼き定食」「白身魚フライ定食」の提供も始めた。いずれも素材は灰干ししており、価格は全て750円。テークアウトも9月中旬から始める予定だという。

 店内にはゆっくりと過ごせるテーブル席14卓を用意する。柳川さんは「桜島灰干しは鹿児島の素晴らしい食文化の一つ。その魅力を伝えていきたい。当店でいろいろな種類を楽しんでもらえれば」と利用を呼び掛ける。

 営業時間は11時~20時(時短要請により変動あり)。

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