![店舗外観](https://images.keizai.biz/kagoshima_keizai/headline/1639457790_photo.jpg)
日置・伊集院町に手作りの総菜とパンの店「kokonowa bread(ココノワブレッド)」(日置市伊集院町)がオープンして1カ月半がたった。
10月22日にオープンした同店。今年1月に設立した清藤ファーム(同)が運営する。以前よりNPO法人「若草会」(同)の就労継続支援B型事業所で弁当を製造販売してきたことから、専務の池田規貢夫さんが「新たにパン製造やメニュー開発など幅を広げて挑戦していきたい」との思いで出店した。
店舗は建築士でもある池田さん自身がデザインしたという。外内装にはウッド調を取り入れ、「落ち着いた雰囲気」に仕上げた。店名の「kokonowa」は「みんなの輪」やつながりを意味する。「ここで働くスタッフはもちろん、お客さまにも、この店を通して人の輪が広がるように」と思いがある。
総菜やパンに使う食材は自社農園で栽培した野菜を中心に、地元の海で獲れた魚など地域の食材を使う。人気メニューは、地元の魚を使ったフィッシュバーガー(360円~)や、くるみ塩パン、ブリオッシュメロンパン(以上120円)、白いクリームチーズパン(160円)、総菜ではからあげ(240円~)、天然白身魚フライ(280円)、かぼちゃのサラダ(129円~)、ロコモコ丼(594円)など。
池田さんは「総菜や弁当、パンを一緒に提供できることが当店の魅力。今後もメニューの研究を続け、新商品を作っていく。まずは気軽に足を運んでもらえれば」と来店を呼び掛ける。
営業時間は11時~16時。水曜・日曜定休。