鹿児島・紫原に観葉植物や家具を販売する「トキメキ家具雑貨店」(鹿児島市紫原5)がオープンして2カ月半がたった。
オーリック不動産(荒田1)が経営する同店は昨年11月1日にオープンした。店舗マネジャーの松原健至さんは「バリバリの不動産営業マン」だったという。エアプランツなどの植物が好きで、モデルルームの展示を通じて住まいへの植物の置き方や演出法を学んだ。社内の有志と共にインテリアコーディネートの「ホームステジャー」資格を取得。「おうち時間が増え、観葉植物などボタニカル商品への需要が増えた」ことを背景に、松原さんの出店案が事業化されたという。
店舗面積は25坪。マハラジャやガジュマルなどの観葉植物200~300種類、エアプランツ50種類(以上500円~)、ドライフラワー50種類(350円~)のほか、食器やフレグランス、デフューザー、家具などを並べる。天井にはつり下げタイプの照明やハンギング・グリーンを多数展示。ソファやテーブルを組み合わせたインテリアコーディネート例も展示し、ナチュラル、インダストリアル、韓国系などのスタイル例を紹介する。
同店のコンセプトは「indoorjungle(インドアジャングル)」で、「日本ではまだあまり知られていないが、海外ではインスタで240万件も投稿されている言葉。鹿児島からインドアジャングルを発信していきたい」と松原さん。空間全体に観葉植物やハンギング・グリーンをふんだんに飾る「出張インドアジャングル化計画」も受け付けている。
営業時間は10時~18時(17時までの日もある)。