イオン鹿児島ショッピングセンター(鹿児島市東開町、TEL 099-263-1800)風の広場で10月7日~10日、有志のバルーンショップスタッフによる公開デコレーションとジャンピングバルーン、バルーン教室が開催される。
震災後、復興支援を目的に福島のバルーンショップ「Windship(ウインドシップ)」(福島県郡山市)が立ち上げた「ニッポンスマイルプロジェクト」の一環で行う同イベント。同プロジェクトはウインドシップの呼び掛けで集まったバルーン業界のほか、さまざまな企業によって運営されており、ホームページ上ではチャリティーTシャツも販売している。
ジャンピングバルーンは直径5メートルの風船で、「空を飛びたい」という子どもたちの夢をかなえようというもの。横浜、埼玉に続き、鹿児島で3回目の開催となる。
今年7月に横浜で行われた「JBANコンベンション」(バルーンコンテストイベント)会場に設置されていた「ジャンピングバルーン」に乗る子どもたちの笑顔を見た「ビタミンバルーン」(下荒田1)店長の下野恵吾さんが「ぜひ鹿児島でもやりたい。子どもを笑顔にしたい」と名乗り上げた。
7日は公開デコレーション。8日~10日は「ジャンピングバルーン」(1回500円)と、ハロウィーンをテーマに一緒にバルーンを作る「バルーン教室」(参加料200円)を開く。ジャンピングバルーンは体重30キロまでの子どもが対象。東北より鹿児島近辺に避難している子どもは無料で乗ることができる。集まった収益金は、東北で行われるバルーンイベントで子どもたちを無料で招待するための費用に充てられる。
「鹿児島から東北への笑顔の架け橋になれば」と下野さん。「日本ではまだバルーンの文化が普及していないので、これが一つのきっかけになれば」とも。
開催時間は各日11時~18時。