鹿児島の観光農園でミカン狩り・イモ掘り始まる-出来は上々

新保観光農園の新保温子さん©miwa T

新保観光農園の新保温子さん©miwa T

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 鹿児島の新保観光農園(鹿児島市五ヶ別府町、TEL 099-264-9156)で10月1日、ミカン狩りとイモ掘りが始まった。連日、家族連れや団体客が訪れ、色づき始めたミカンを摘んだり、ベニアズマ、ベニオトメなどのサツマイモを掘ったりして、シーズンの到来を楽しんでいる。

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 鹿児島市南部の皇徳寺と松陽台の両ニュータウンに挟まれた丘陵地帯、1万平方メートルの斜面に、約500本の極早生、早生、普通の温州ミカン、サワーポメロなどのかんきつ類やキウイなども植えられている。桜島を一望できる台地にはサツマイモ畑が広がる。

 20年間、同農園を経営する新保忠治さんと妻の温子さんは「天候不順で、期待したほどではないが、(ミカンの)実が大きくて数もそこそこ付いた。イモも良い出来」と胸を張る。幼稚園や小・中学校、福祉・医療関係の団体など予約が多く、遠くは大阪や広島などからも観光客が訪れる。期間中約2000人の来園者を見込んでいるという。

 ミカン狩りは12月下旬まで。イモ掘りは11月下旬まで。ミカン狩りの入園料は、大人=300円、子ども=150円(持ち帰りは料金別途)。イモ掘りは、10坪まで=1坪あたり1,300円、11坪以上=同1,000円(持ち帰り料金含む)。

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