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絵画も写真も陶器も全部「猫」-鹿児島の猫好きが集まりアート展

稲音館オーナーの新森和江さんとギャラリー©miwa.T

稲音館オーナーの新森和江さんとギャラリー©miwa.T

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 「鹿児島の猫好き全員集合」の掛け声に応じた猫好きアーティストたちが、自慢の「猫作品」を展示・即売する「暮らしの中の猫アート展」が10月2日、鹿児島市の「ニッセイアートギャラリー・稲音館(とうおんかん)」(鹿児島市下田町、TEL 099-243-6277)で始まった。

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 展示されているのは、布工房 羊のポケット(布小物・羊毛フェルト) 、中之間ともこ(絵画・雑貨)、Friendsheep(羊毛フェルト)、玉利潤子(小物)、アトリエTio(アクセサリー)、昇愛子(和ろうそく)、手作り工房梅ノ木窯(陶器)、市来功成(絵画)、桑水流美樹(絵画)、假屋園宏道(ガラス)、さをり工房大地 (さをり織り)、花色めぐり(押し花)、cat teria(雑貨)、きずな学園(雑貨)、NPO法人犬猫と共生できる社会をめざす会(野良猫不妊手術支援ポストカード)をはじめ、招待作家・usagiya original handmadeのアクセサリー・サンキャッチャーなど。一面黄金色に染まる田園風景の秋風の中に建つ同ギャラリーに全国から「猫作品」が集まった。

 オーナーの新森和江さんは大阪府の出身。鹿児島に嫁いで以来40年、長年の闘病の末、夫が亡くなってからも印刷業を継続しながら、2006年1月にカフェギャラリーを開いた。「市街地のほど近くにありながら、四季折々の豊かな自然に恵まれた下田地区が私の誇り」と新森さん。

所有する約500平方メートルの農地を12区画に分けて貸し農地として開放するなど、地区の振興・情報発信にも余念がない。「都市化が進む中、便利さの中だけでは手に入らない大事なものがある」と新森さん。「将来はゆっくりと年齢を重ねるためのグループホームの開設も考えている」とも。

 ギャラリーオープンから毎年開催している同イベントには期間中1000人の来場を見込む。看板猫のももちゃん、じゅんちゃんが迎える。10月15日には和ろうそく作家・昇愛子さんによる絵付け実演も予定。

営業時間は10時~17時。入場無料。今月25日まで。

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