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鹿児島のお酒を人物イラストに 地元イラストレーターが参加呼びかけ

まむねむこさんが描いたファンアート

まむねむこさんが描いたファンアート

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 鹿児島のイラストレーター・まむねむこさんが現在、「#鹿児島のお酒擬人化ファンアート」への参加を呼びかけている。

人物のイメージ設定

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 鹿児島のお酒の味やイメージを人物のイラストにビジュアル化する同企画。まむさんは県外の知人やファンから「鹿児島の焼酎はどれを選べばいいのか」と聞かれる機会が多く、「味や雰囲気がキャラクターになっていれば分かりやすいのでは」と「お酒の擬人化」を思いついたという。キャラクターの色やパーツをボトルのラベルデザインとも連動させたい考えもあり、それを公認できる蔵元をSNSで募集したところ、濵田酒造(いちき串木野市)の広報・川野修郎さんが目にとめ、アイデアの交換が始まった。

 まむさんがあでやかな女性イラストを得意にすることから、川野さんは女性によく飲まれている焼酎ベースのクラフトジン「樹々(ジュジュ)」を題材として推薦。まむさんは描く人物のイメージを深めるため同社の女性社員にインタビューを行い、イラスト2点を制作した。その後、自身のツイッターアカウントに「#鹿児島のお酒擬人化ファンアート」を付けて投稿。同社がそれをリツイートすることで、「蔵元公認のファンアートとして認知される」(川野さん)流れを作った。

 まむさんは、この企画を県内の他の蔵元やイラストレーター、絵の好きな人にも広げていこうと今月11日、SNSで呼びかけを開始。「焼酎に限らず、お酒であれば何でもいい。同じ銘柄でも人によって描くキャラはさまざまで、そこがファンアートの良さでもある。一定の表現ルールを守りながら、親子でも楽しめる作品を描いてほしい」と話す。「今後、ファンアートの合同作品展につなげていければ」とも。

 参加方法は、イラスト制作者の場合、題材としたお酒の銘柄を明記し、「#鹿児島のお酒擬人化ファンアート」を付けてツイッターまたはインスタグラムに投稿。蔵元の場合、同ハッシュタグ付きで投稿された作品についてリツイートまたはシェアする。

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