鹿児島・西伊敷にオラクルカードリーディングのサロン「Alla luce（アラルーチェ）」（鹿児島市西伊敷）がオープンして2カ月がたった。

オラクルカード

　店主の西聡子さんが初めて独立開業した同店。西さんは19年間務めた看護師を今夏に退職、自宅の一室をサロンに改装し8月、開業した。店名はイタリア語で「光に」を意味し、「一人一人が自分らしく輝けるように」という思いを込める。

　オラクルカードリーディングは約30～50枚のイラスト入りメッセージカードを使い、相談者の悩みを聞きながらカードを選ぶセッション。西さんは3年前に出合い、「看護師の仕事も好きだったが、オラクルカードへの思いが勝るようになり開業を決めた」という。同セッションについて、西さんは「今の自分に違和感があったり、やりたいことや好きなことが分からなかったり、そんなモヤモヤがある人が正解を見つけるきっかけ」と話す。看護師時代には終末期ケアにも携わり、「自分らしく生きられたか」を問う患者が多いと気づいたことも背景にあるという。

　サロンには約20セットのオラクルカードを備え、1回のセッションにつき複数のセットを使いながら進めていく。カードには妖精や女神を描いたものもあり、「見ているだけでも楽しい」と西さん。セッション終了後には登場したカードを全て並べて撮影した画像も提供する。料金は、60分＝3,500円、90分＝5,000円、120分＝7,000円。

　セッションは予約制。現在はオンラインで行うことが多く、県外からの利用客もいるという。西さんは「答えは自分の中にある。それを思い出し、再確認するのを手伝えれば」と話す。

　営業時間は10時～17時（火曜・金曜は14時まで）。