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鹿児島にエンパナーダ専門店 オリジナルの具入り12種を週替わりで提供

来店を呼びかける店主のディエゴさん

来店を呼びかける店主のディエゴさん

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 鹿児島・明和にエンパナーダ専門店「Para ti(パラ ティ)」(鹿児島市明和)がオープンして12月13日で2カ月を迎えた。

外観や商品

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 パラグアイ出身のサナブリア・ディエゴさんが開業した。ディエゴさんは語学講師や学校での異文化交流、イベント企画などでエンパナーダの紹介や販売を行ってきたという。5~6年前から「日本にエンパナーダを広めたい」という思いがあり、今回出店した。

 店舗面積は12坪ほど。赤を基調とした店内にはラテン音楽が流れる。テイクアウト専門で、カウンターの奥には厨房を併設。店名の「Para ti」はスペイン語で「For you(あなたのために)」を意味し、「お客さまのために、今まで食べたことがないような、新しくておいしいフードを提供する」という思いを込めた。

 エンパナーダは「中南米やスペインで日常的に食べられているソウルフード」とディエゴさん。肉やハム、チーズなどが入った具を生地で包み、揚げたり、オーブンで焼いたりした食べ物だという。同店では海外と同じようにスパイスや野菜を混ぜ合わせ、オリジナルのエンパナーダを作っている。

 同店では、ひき肉、卵、スパイスを使ったアルゼンチンスタイルの「クリオジャ」、ツナ、野菜、卵、スパイスを使ったスペインスタイルの「ガジェガ」、ひき肉、キドニー豆、スパイスを使い辛さが特徴の「ピカムーチョ」など12種類のエンパナーダを週替わりで用意し、価格は1個250円。ディエゴさんの「お薦め」は、「エンパナーダの本来の味を楽しむことができるポジョとパラグアジャ」だという。

 ディエゴさんは「まだエンパナーダを知らない人は、ぜひ一度試してもらえれば」と来店を呼びかける。

 営業時間は10時~19時。月曜定休。店舗から30メートルほど離れたところに駐車スペース3台分を用意。

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