鹿児島・上荒田町にマッサージサロン「タイ古式&アジアン手技専門店 サンティタムの風」(鹿児島市上荒田町)がオープンして3月5日で2カ月を迎える。
上妻ゆきさんが鹿児島市内のタイ古式マッサージ店や予約制での個人事業などを経て、今回初めて自身の店を開いた。
店舗面積は25坪。カウンセリングルーム、施術のための個室3室、フットマッサージのためのエリアを備える。店名の「サンティタム」は上妻さんが昨年夏、伝統療法を学び直した学校があるチェンマイの地区の名前に由来する。
内装は「スパの明るいイメージに近づけよう」と、白壁を選んだ。タイが好きで、「今まで数え切れないほど訪れてきた」という上妻さんが現地で買い付けたアート作品も随所に飾る。タイの伝統柄の衣類や雑貨を展示販売するコーナーも設ける。
メニューは「タイ古式ボディケア」(60分=5,500円~)、「オイルトリートメント」(同=6,500円~)など。いずれも足湯が付く。上妻さんの「お薦め」は、タイの伝統的な民間療法「ハーブボール」を使った施術(45分=5,500円~)。ハーブボールは数種類のハーブを布でくるみ、蒸して温めて体に押し当てる施術で、タイでは女性の産後の肥立ちを助けるものとして行われてきたという。同店ではオーガニック農園で栽培された8種のハーブが入ったものをタイから直輸入している。利用客には施術に使ったハーブボール1つを進呈し、自宅でもレンジで温めて使えるようにする。
上妻さんは「女性だけでなく男性も歓迎。遅くまで営業しているので仕事帰りに利用してもらえれば」と呼びかける。
営業時間は11時~23時。月曜定休。駐車場は1台。