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鹿児島で「地域デビュー体験ツアー」-これからの「過ごし方」考えるきっかけに

NPO団体やボランティア団体などを訪問し、社会参加のきっかけを作る「地域デビュー体験ツアー」が11月・12月に開催される。写真はボランティア団体「おじゃったもんせ」の皆さん。

NPO団体やボランティア団体などを訪問し、社会参加のきっかけを作る「地域デビュー体験ツアー」が11月・12月に開催される。写真はボランティア団体「おじゃったもんせ」の皆さん。

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 鹿児島県内でさまざまな社会貢献をしている団体を訪問し、地域デビューのきっかけを作る「地域デビュー体験ツアー」が11月・12月に行われる。

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 鹿児島県が主催。地域に貢献できる事業として南日本リビング新聞社(鹿児島市泉町)が企画・運営。対象者はおおむね60歳以上の人。第二の人生の目標を探している人や、地域活動に参加してみたい、という人の参加申し込みを見込む。

 ツアー内容は、地域で社会貢献活動をしている自治会やNPO団体、ボランティア団体などの活動を視察・体験するもの。11月のツアー(29日・30日)は霧島市や伊佐市方面の「県央・北薩コース」で、NPO法人「バイオマスワークあったらし会」(伊佐市)では完成から100年以上たった「旧曾木発電所」の施設内を見学する。12月(7日・8日)は桜島や垂水市、鹿屋市方面の「大隅コース」で、NPO法人「桜島ミュージアム」(鹿児島市)が桜島にある湯平展望台まで行く火山体験ツアーを予定している。両ツアー共バス移動で、各団体との交流や、宿泊先での親睦交流会・意見交換会の時間も設ける。

 担当の前田瞳さんは「現在は、お一人の申し込みが多い。中には交流会を楽しみにしている方も。これからの人生の過ごし方として、社会との関わり方のモデルケースにして考えるきっかけにしていただければ」と話す。「今回のツアーの傾向を見て、来年以降の活動につなげていきたい」とも。

 1泊2日で料金は5,000円(宿泊費、食事代を含む。食事は朝=1、昼=2、夜=1)。食事は地元の食材を使った料理を用意する。定員は各コース共50人(1人1コースのみ)。11月ツアーの申し込みは今月15日まで。

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