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鹿児島で打ち掛けをリメークしたドレスの展示会 車いすに乗る人用も

車いすに乗る人のために作られたドレス

車いすに乗る人のために作られたドレス

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 着物の打ち掛けをリメークしたドレスを展示する「姫ドレス展示会」が5月3日~7日、マルヤガーデンズ(鹿児島市呉服町)4階ユナイトメントガーデンで開かれる。

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 主催は「ゆすのきコレクション」(鹿児島市和田、TEL 090-2316-6600)。開催は2回目。ミスコンテスト日本代表のために打ち掛けや帯を使ったドレスを制作するデザイナーのゆすのきむつ子さんと次女の純奈さんが親子で経営する。

 会場にはミス日本代表が着用した打ち掛けドレス、キッズドレスのほか、今回初めて車いすに乗る人のために制作した打ち掛けドレス2点も展示する。ゆすのきさんは昨年秋、京都の寺で障がいを持つ子どもにドレスを着せる機会があり、「今日は一番幸せでした」と涙を流しながら感謝する母親の姿を見て、車いすの人でも着ることができるドレスの制作を決めたという。

 期間中、ゆすのきさんが手がけた打ち掛けドレスで実際にミスコンに出場したことがある冨田七々海さんも全日在廊する。冨田さんは国連のSDGs推進プロジェクトから生まれた国際ミスコンテスト「ミス・エコ・インターナショナル」の日本代表として2019年にミス・エコ世界大会に出場、現在は日本大会の運営代表を務める。

 冨田さんが海外の子どもに修理した中古の車いすを送る活動も行っていることを知り、ゆすのきさんは障がい者がモデルとなるファッションショーの企画を思いついた。来年1月に東京で行われるミス・エコ日本大会で同時開催するという。今回の展示会では「そのショーに出場できる車いすの人も見つけることができれば」と期待を込める。

 会場ではドレスの試着もでき、価格は1着5,000円、キッズドレスは3,000円、車いす用ドレスは無料。代金の一部は障がい者支援活動に充てる。車いす用ドレスのみ事前予約が必要。開催時間は11時~17時。入場無料。

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