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鹿児島・黒川農園のシラヌイ100%ジュース「解禁」 平均糖度16度超

黒川農園専務の黒川裕司さん(左)と社長の明さん

黒川農園専務の黒川裕司さん(左)と社長の明さん

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 黒川農園(日置市吹上町)が製造・販売するシラヌイストレートジュース「サツマシラヌイヌーボー」が6月29日、今年の「解禁日」を迎えた。

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 同園が栽培するシラヌイの果汁をボトリングした同品。シラヌイのうち糖度13度以上などの基準を満たしたものは「デコポン」の名で親しまれるが、同品は糖度15度以上ある果汁のみを使う。今年は「平均で糖度16度以上ある」と同園3代目の黒川裕司さん。

 焼酎蔵やワイナリーがその年の出来などを伝えながら新酒を売り出すように、「その年のおいしさを農家や産地のストーリーとともに届けたい」と昨年、「サツマシラヌイヌーボー」として商品化し、発売日を「解禁日」とした。今年は昨年同様、1000本を出荷する。

 使うシラヌイは台風を乗り越えて年間250日ほど木に実り、12月に収穫したもの。収穫後は一つずつ袋に入れ、1~3カ月貯蔵し、「熟成することでも糖度が増す」という。搾汁の際には手作業で皮をむく。同園では裕司さんの祖母の代からジュース事業を行っており、手で皮をむくスタイルは当時から維持している。「手でむくことで皮の苦味や雑味が入らない」とも。

 化学肥料や農薬の使用回数を減らすことにもこだわり、土作りには日置市が販売する酵素堆肥「よかん土(ど)」(日置市内で排出された生ごみや売れ残りの食品を回収しリサイクル、竹チップ酵素を混ぜた有機堆肥)などを使う。

 黒川さんは「昨年はいい果実が収穫できた。ボトル1本に約6個のシラヌイが入っている。吹上の潮風と太陽が育てた味を楽しんでもらえれば」と呼びかける。

 価格は3,780円(720ミリリットル)。同園ホームページのほか、マルヤガーデンズ地下1階「ブランシェ かごしままちの駅」(ギフト商品)、天文館の居酒屋「和総」で扱う。

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