公募グループ展「DREAMERS ART ~魔術師~」が8月8日、鹿児島・名山町の「Gallery POLANNCA(ギャラリーポランカ)」(鹿児島市名山町)で始まった。
主催は鹿児島芸術総合サイト「ART・PORTE(アート・ポルテ)」。開催は6回目。「表現活動をする人に発表の場を作りたい」と2020年から年2回のペースで開いている。毎回1つのテーマを決め、ジャンル・経歴を問わず出展者を募集しており、今回のテーマは「魔術師」。
会場には、魔女やファンタジックな動物キャラクター、魔術師が使う護符や魔法陣を表現した作品が並ぶほか、作家自身を魔術師ととらえ、その世界観を時計や小物で表現した作品や、パターン模様で表現した作品も展示する。
テーマは1つだが、ジャンルは油彩、デジタルイラスト、水彩、ペン、切り絵、パッチワーク、立体造形、ミニチュアなど、多岐にわたる。アーティストは35人で、うち10人が初参加。県外からも6人のアーティストが参加している。
同サイト代表の古賀星羅さんは「魔術師を描いてほしいわけではなく、その言葉からイメージしたものを表現してもらっているので、作家の個性が、よりよく現れている。それぞれの発想を楽しんでもらえれば」と来場を呼びかける。
営業時間は11時~19時(最終日は18時まで)。入場無料。8月13日まで(9日は臨時休業)。