ラーメン店「中華そば 雨ニモマケズ」(鹿児島市西田)が8月26日、鹿児島・中央駅西口近くに移転オープンした。
2020年4月、宇宿にオープンした「麺の房 雨ニモマケズ」が前身。店主の宮崎真司さんが「1人でも店を切り盛りできるように」と、カウンターのみで店を設計できる物件に移転した。以前から「中央駅近辺に店を構えたいという思いがあった」とも。
店舗面積は8坪。カウンター席のみ8席を備える。店名の「雨ニモマケズ」は、宮沢賢治を慕う宮崎さんの、店に対する心構えに由来する。
移転に伴い、メニューも一新した。「スープや麺も、移転前の味から変えている」と宮崎さん。移転前はファミリー層中心の客層に合わせたスープを提供していたが、移転後は「若い人をターゲットに、濃いめのスープに変更した」という。
中華そばのメニューは、「クラシック醤油(しょうゆ)」「モダン塩」「煮干し醤油」(以上900円)。卵、肉、野菜をそれぞれトッピングしたものも選べる(1,050円~)。瓶ビールや焼酎、おつまみに焼き豚やワンタンなども用意。カウンター席には「まろ酢」「秘伝の薬味」を用意し、「味変」を楽しめるようにする。
宮崎さんは「女性おひとりでも気軽に入ってもらえる店、地元の皆さんに愛される店にしていきたい」と話す。
営業時間は、11時30分~15時、17時~22時(日曜は15時まで)。月曜定休。