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鹿児島の雑貨店で「宇宙グッズ」の売れ行き好調-「たこやき」「キムチ」宇宙食も人気に

「予想外に売上げが好調」の宇宙食。天体ショー、「宇宙兄弟」のブーム後押しか。

「予想外に売上げが好調」の宇宙食。天体ショー、「宇宙兄弟」のブーム後押しか。

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 鹿児島・山形屋(鹿児島市金生町)中4階にある雑貨店「What」(TEL 099-227-6580)の特設コーナーで取り扱う宇宙グッズが人気を集めている。

さまざまな「宇宙グッズ」が並ぶ日食コーナー

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 国内の広範囲で観察できる「金環日食」(5月21日)に向けて、今月10日から特設した日食コーナー。今年は、6月4日に部分月食、6月6日に金星が太陽の前を横切る太陽面通過が見られるなど、金環日食の後にも珍しい天体ショーが観測できることから、「宇宙の不思議に興味を持ってほしい」(同店店長の宮路裕一郎さん)と、たくさんの宇宙グッズをそろえている。

 コーナーにはボールペンやキーホルダー、キャラクター入りの日食眼鏡(399円~)などの子ども向け商品から、宇宙図鑑(1,900円~)、天体望遠鏡(1万290円~)など専門的な商品までが並ぶ。「一番出ているのはやはり日食眼鏡。仕入れてもあっという間に売り切れになる」という。そんな中、「予想以上に売れ行きがいい」というグッズが「宇宙食」だ。

 「天体ショーが多いことと、『宇宙兄弟』がブームになっていることが後押ししているのでは」と宮路さん。コーナーでは「ライスケーキ(おもち)」「たこやき」「キムチ」「プリン」「エビグラタン」「大学芋」(以上525円)、「杏仁豆腐」(630円)の7種類を置く。本物の宇宙食と同じフリーズドライ製法で作られた食品で、「『ライスケーキ』以外は本物の宇宙食ではないが、お土産や『ネタ』としての需要がある」と分析する。

 営業時間は10時~20時。コーナーの設置は今月21日まで。

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