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鹿児島の日本茶専門店でイベント-お茶とチーズのマリアージュを楽しむ

鹿児島中央ターミナルビル1階の「下堂薗茶舗」で行われた「お茶とチーズのマリアージュ・ナイト」。「下堂園」専務の下堂薗元さん(左)と「フェルミエ」営業部長のペコさん(右)。

鹿児島中央ターミナルビル1階の「下堂薗茶舗」で行われた「お茶とチーズのマリアージュ・ナイト」。「下堂園」専務の下堂薗元さん(左)と「フェルミエ」営業部長のペコさん(右)。

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 鹿児島中央駅向かい「鹿児島中央ターミナルビル」(鹿児島市中央町)1階の「下堂薗茶舗」(TEL 099-822-5100)で12月14日、お茶とチーズの出合いを楽しむイベント「お茶とチーズのマリアージュ・ナイト」が開催された。

コンテチーズのカッティング

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 「ティー・マリアージュ」をコンセプトに今年7月から限定的にオープンし、10月23日にグランドオープンした同店。「マリアージュ」は、主にワインとの食べ合わせなどを表現する時に用いられる言葉。イベントには、ナチュラルチーズを輸入販売するチーズ専門店「フェルミエ」(東京都港区)営業部長の増田美恵子(ペコ)さんを招き、「下堂園」(鹿児島市卸本町)専務の下堂薗元さんと、イベントで提供された「BIO(ビオ)緑茶」や「COMTE(コンテ)」チーズについて紹介した。

 「BIO緑茶」は、「ゆたかみどり」という品種の茶葉を6時間かけて電子水にした水で、8時間かけて1滴1滴ドリップした冷茶。「有機栽培にこだわって作る茶葉で、とげとげしくなく体に染み込むような自然な味わい。時間をかけて抽出することではっきりと渋みも出る」と下堂薗さん。一方、コンテはフランス東部の山脈一帯で作られる熟成チーズ。「高原の草や牧草を食べる牛から作られるチーズは、やはり土壌の影響を受ける。自然で豊かな土地が影響するところは、有機栽培のお茶との共通点。やわらかいアミノ酸の味わいを味わってほしい」と増田さん。参加者はお茶とチーズのマリアージュを楽しんだほか、チーズのカッティングショーやコンテチーズを使ったチーズフォンデュなどに舌鼓を打った。

 同店では今後、食事やスイーツ、音楽、空間など、さまざまなシーンとお茶のマリアージュで「新しいお茶の価値を提案」していく。「日常のライフスタイルの中で、お茶はなかなか中心にならず、どちらかというとサポート役」と下堂薗さん。「そうであるならば、お茶を飲みたくなるシーンやシチュエーションをプロデュースし、周辺価値を高めることでお茶の新しい可能性を探っていきたい」とも。

 営業時間は11時~22時(金曜・土曜は24時まで。日曜は18時まで)。年末は31日(18時)まで営業。1月1日は店休日。

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