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天文館初、オイスターマイスターが提供するかき料理店-かきのバケツ盛りも

天文館テンパーク通り2階に、日本オイスター協会認定のブランドがきを提供する「雫流」がオープン。

天文館テンパーク通り2階に、日本オイスター協会認定のブランドがきを提供する「雫流」がオープン。

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 天文館・テンパーク通り沿いに3月4日、かきのスペシャリスト・オイスターマイスターが提供するかき料理店「雫流(しずる)」(鹿児島市東千石町、TEL 099-227-0828)がオープンした。

店舗外観

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 黄色いちょうちんが下がる店内には、テーブル14席、座敷24席を設ける。同店では、かきとワイン、かきと日本酒の組み合わせをそれぞれ提案。「バルと居酒屋を掛け合わせたような店」を目指す。客層は20~60代まで幅広く、仕事帰りのサラリーマンや2次会、女子会での利用が多いという。

 オイスターマイスターとは、日本オイスター協会が認定する資格で、「安全なかきをおいしく楽しく提供する」ことを突き詰めたスペシャリスト。全国で86人の登録があるという。同店には、オイスターマイスター1人、ワンランク下のジュニアオイスターマイスターが2人在籍。オイスターマイスターが出す店は、県内ではこれまで大隅のかき小屋「ダイニング匠」だけで、天文館では初のオイスターマイスターの店となる。

 オイスター協会が認定する水産会社から仕入れるのは、天文館では同店だけが提供する兵庫県赤穂市坂越(さこし)産のブランドがき。「一年がき」と呼ばれる坂越がきは、瀬戸内海の栄養豊富な小さな湾内で水揚げされるため、たった1年で大きく栄養価の高いかきに成長するという。

 「坂越がきは、生がきが苦手な人でも食べやすいのでは。これからも、おいしいかきの食べ方をどんどん増やしていきたい」と店長の池田真梨さん。提供メニューのうち、加熱料理にも全て生がきを使っているため、「鮮度は抜群」という。「レモンを搾った生がきを一口で食べるのがおすすめ」とも。味付けがシンプルな分、かき本来の味が楽しめるという。

 メニューは、「かきの白ワイン蒸し たっぷりバケツ盛り(10個)」(2,000円)、「生かき」(300円~)、「焼がき」(280円~)、「かきのオーブン焼き」(350円~)。オーブン焼きは、トマトやバジル、タルタル、みそダレなど同店オリジナルの味付けを楽しむことができる(価格は時価により変動も)。

 そのほか、「かきフライ」(650円)、「本日のかきパスタ」(850円)、「かきのアヒージョ バゲット添え」(690円~)、国産鶏を使った串焼き(130円~)、かきのオイル漬けをのせた「しずるサラダ」(690円)など。ドリンクは各種アルコール、ソフトドリンクを用意する。かきに合う辛口の白ワイン「シャブリ(ボトル)」(5,000円)も。

 貸し切りにも対応する。営業時間は18時~翌1時(金曜・土曜・祝前日は翌2時まで)。日曜定休(5月以降は不定休)。

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