大手コンビニチェーン「セブン-イレブン」が鹿児島県内への出店3周年を記念して8月12日、県内食材を使った新商品を限定発売した。
2011年3月に霧島市、曽於市に初出店したのを皮切りに、以降も積極的に出店を進め、2014年7月末の時点で161店舗に拡大。3周年を記念して、「鹿児島の郷土料理など県民になじみの深いメニューや、夏の行楽シーズンに最適な商品を取りそろえた」という。
新たに発売するのは、鶏ガラをじっくりと煮込んだ特製スープに、鶏肉、錦糸卵、漬物、シイタケ、ネギを彩り豊かに盛り付けた「鹿児島名物!鶏飯」、ご飯の友として地域で親しまれる豚味噌(みそ)を使った「銀しゃりむすび 黒豚味噌」、オニオンオイルとネギ油で「香りとコク」をきかせた豚骨ベースのスープに、キャベツ、チャーシュー、キクラゲ、ネギ、揚げ玉ネギを盛り付けた「スープが決め手!鹿児島風ラーメン」、パン生地に黒糖を練りこみ、クリームにきな粉を配合した「きなこホイップ黒糖パン」、日本有数の収穫高を誇る曽於産のユズ果汁を使った「柚子(ゆず)香る!柚子ゼリー&杏仁豆腐」の5商品。
「今後もエリアごとのお客様のニーズに応えながら、出店を進めていきたい」と話すセブン-イレブン・ジャパン広報担当の清水克彦さん。「地域の嗜好(しこう)を踏まえたご当地メニューや、身近な地区の食材を使った商品開発に積極的に取り組んでいきたい」とも。
価格は「鹿児島名物!鶏飯」=340円、「銀しゃりむすび 黒豚味噌」=100円、「スープが決め手!鹿児島風ラーメン」=460円、「きなこホイップ黒糖パン」=120円、「曽於の柚子香る!柚子ゼリー&杏仁豆腐」=198円。県内全店で扱う。