南国タクシー天文館営業所近くに、奄美で人気の漁師直営居酒屋の2号店「漁師居酒屋 脇田丸」(鹿児島市千日町、TEL 099-222-0389)がオープンして1カ月がたった。
店舗面積は約70平方メートル。席数はカウンター6席、テーブル9席、掘りごたつ20席を設ける。漁師小屋をイメージしたという店内には、同店に直送される魚介類を水揚げする「脇田丸」の大漁旗を掲げるほか、カツオ一本釣りの竿や、サンゴ砂利を配置し雰囲気を演出。人数に応じて席のレイアウトを変更でき、宴会にも対応する。
日帰りカツオ一本釣り漁船ゆえ他店より新鮮な魚介類を低価格で提供する同店では、同店名物の刺し身盛り「脇田丸船盛」や、重箱いっぱいに刺し身を並べた「脇田丸めし」をはじめ、奄美の郷土料理を味わうことができる。
「調理人も全員島から来ている。また来たいと思ってもらえる店づくりをしていきたい」と話すのは、6次産業化プランナーで、同店を運営する脇田総合(奄美市名瀬)の松田知大さん。「漁業者の所得向上につながれば」とも。
カツオのたたき、海ぶどう、カンパチ、島タコ、夜光貝など(各490円)、「脇田丸船盛(2~3人前)」(1,500円~)。「加計呂麻産シシ肉」(590円)、イカ・キビナゴ・モズクなど天ぷら各種(以上、各490円)。豚足(塩焼き・しょうゆ煮・あぶり)、油ソーメン、ミミガー炒め、ヘチマみそ(以上、各490円)、「漁師飯(なめろう風)」「海賊飯(イカ墨雑炊風)」(各590円)、鶏飯(小=490円、大=790円)。11月から冬季限定メニュー、アバス(ハリセンボン)鍋なども登場予定。「豪快漁師飯コース」(3,000円~、以上価格はすべて税抜き)は2時間飲み放題付き。
営業時間は17時~24時。