知事同士の交流をきっかけに2013年から鹿児島県と交流関係にある神奈川県にスポットを当てた企画が2月6日、山形屋(鹿児島市金生町、TEL 099-227-6111)とドルフィンポート(本港新町)で始まった。
鹿児島県の伊藤祐一郎知事と神奈川県の黒岩祐治知事の交流をきっかけにスタートした両県のコラボ事業。教育、観光・文化、産業、防災の4分野で交流を図る。
山形屋では、初となる「かながわ名産展」を1号館地階中央催場で開催。「横浜ナポリタン」や「大師巻(海苔巻き煎餅)」「よこすか海軍カレー」「崎陽軒」のシューマイなどのグルメが並ぶ。
ドルフィンポートのフレンチレストラン「ミディソレイユ」と洋食レストラン「ポルトカーサ」では、「かながわレストランフェア」を開催。長崎ハウステンボスのレストランなどをプロデュースし、フランスの農事功労賞シュヴァリエも受賞するなどして活躍する薩摩大使の上柿元勝シェフが手掛けた限定メニューを提供する。
湘南シラスのピザや、高座豚の自家製ベーコンのパスタ(以上1,350円)をはじめ、神奈川県産の野菜や三崎マグロ、天然スズキなどを使ったコース(ランチ=3,500円、ディナー=7,000円)を用意。山形屋2号館の「クーズカフェ」でも、湘南ゴールドを使ったケーキセット(870円)を提供する。
神奈川県は横浜・箱根・鎌倉の一大観光地に続く第4の国際観光地として、富士山の絶景を眺める三浦半島や、江戸時代には大変にぎわっていたという大山、伊藤博文や大隈重信など明治の偉人の邸宅が並ぶ大磯もPR。父親の地元が鹿児島という黒岩知事は「この機会に神奈川の味を堪能いただき、次は神奈川への旅にお出掛けいただければ」と呼び掛ける。
「かながわ名産展」は今月12日まで、「かながわレストランフェア」は同13日まで。